完ソロ雪中ソリキャンプ

やすきち

2021年02月03日 20:56

                                                                                                                          20021年1月30日(土)~31日(日)


一泊二日で雪中キャンプに行って来ました。
私の中で雪中と言えばソリキャンプ。


ソリは自作です。約600メートルの距離を
少し登りの行きは25分、帰りは18分でソリを引きました。
ソリも改良をしてきたのでソリキャンプを始めた当初と比べたら飛躍的に性能アップしてます。

初代ソリでは同じ道のりを1時間半くらい掛かってました。
まあ その時はスノーシューを履いても膝くらいまで埋まるパウダースノーだったので
単純な比較はできないけど。今回はスノーシュー無しで歩行可能でした。



これがその頃の写真。5人でグルキャンだったので装備が多いのは仕方無いのですが
今見たら笑うわ。(笑)
この時の装備は100キロオーバーでどう見てもバランスが悪くソリが何度も転倒して
しかもソリの性能が悪かったので3人で引いても地獄でした。
でもこの時のキャンプは私たちの中では伝説のキャンプとなり良い経験になりました。




ソリが通った後が


とても綺麗だったので思わず写真を撮りました。
ちょっと前に車に使うガラスコーティングをソリの下に施工してみました。
パウダースノーでは効果を実感できないけど圧雪路だとソリが驚く程軽かったです。
でも雪でガリガリ削られるので耐久性は無いと思います。


テントは山岳テントのプロモンテのVL25を張りました。


軽量で日本製の良いテントだと思います。


私のは旧型で現在はVL26になってます。
個人的には黄色のVL25の方が好きかな。






テント設営後、発泡酒とジョニ黒のオールドボトルを冷やしました。
ジョニ黒のオールドボトルは現行品と比較すると数段美味しいです。



伊藤ハムの吟生 生サラミ。
これだけで約600円しますが安いカルパスより当然ですが旨い。


燻製カモ肉と生サラミをつまみながら、ジョニ黒のオールドボトルは最高でした。


初日の土曜日は晴れたり、いきなり雪が降り始めたり不安定な天気でした。
換気ダクトからの写真。



暖房はカセット暖 CB-5を使いました。


今までは必要無いと思ってましたが、一酸化炭素検出器を購入しました。






山岳テントにはこのような換気ダクトが付いているので
出入り口を少し開けてダクトをオープンにしておけばカセット暖 CB-5を使っても検出器の数値は0PPMでした。
CB-5でも一酸化炭素は発生してますがダクトをオープンしておけばこれくらいの数値。
締め切っていれば当然危険な数値になるでしょう。



しかし夕飯の一人鍋を作る為に


シングルバーナーを使い始めると


わずか数分で130PPMになりました
すぐに換気をしたので問題は無かったのですが、換気ダクトをオープンにしてるのに
シングルバーナーでこんなに数値が上がるんだと知りました。

登山する人は天候が荒れるとテント内でシングルバーナーとか使うと思いますがやはり危険ですね。




こちらのサイトから引用させて頂きました。

上の写真の130PPMは拍動性の頭痛、体動時の息切れに相当するのですね。
すぐに換気したので問題は無かったのですが、そのまま換気しないと表の通り深刻な状況になります。


私が購入した検出器は

100PPMが10~40分続くと発報
300PPMが3分続くと発報
400PPM、即時発報との事です。

カセットヒーターは完全燃焼をするように作られているので
一酸化炭素の発生量は少ないですがシングルバーナーは注意が必要ですね。

一人鍋を食べながら今更ながら勉強になりました。


翌日の日曜日はもう最高のお天気。青い空に真っ白い雪、感動的な景色でした。
日差しが凄くて暖房無しでテント内は24℃でした。外気温は5℃くらい。
これが理想の雪中キャンプだと思いました。全く寒くない、上着無しで過ごせる。


本当に気持ち良かったです。


雪中の必需品はスノーブーツと


下からの冷気を遮るマット。
私はサーマレストを使ってます。
寒がりなので一番下に小川のフォームマット・2 を敷き、エアマット、その上にサーマレストのマットを使ってます。
これだけすれば雪の上でも全く冷気は感じません。3重の断熱、つか過保護すぎ。(笑)





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