小川のイスが壊れたので直してみた
先月小川のハイバックアームチェアが壊れました。
この写真は2009年に買った当時のまだ綺麗な時の写真です。
壊れたのは下の写真の矢印のひんじ部分。
他の方のブログを見ても同じ場所が壊れてるのを良く見かけます。
ここが壊れる要因は
① キャンプ場はフラットな場所じゃ無いとこが多いのでイスがねじれてこの場所に荷重が掛かる。
座ったまま後ろの物に手を伸ばし取ったりしてイスをひねるのもダメージを与えます。
② 直してみて解ったけどこの部分を支えてるのは薄いアルミのフレームだけなので完全に強度不足。
(ここにフランジの付いたスリーブでも入っていれば何倍も長持ちするはず)
③座る人の体重が重い。(笑)
①と②が壊れる要因としてはほとんどでしょう。
このイスは耐荷重80キロとなってますが、①の条件で使い続けると体重の軽い方が座っても壊れます。
と言うことで 早速直してみましょう。
こちらはまだ壊れてない右側。
でもピンの頭がかなりフレームに食い込んでるので、このままだといずれ壊れるでしょう。
こちら左側が問題の壊れた箇所。
ピンがアルミフレームの中にずぼっと入ってます。
このピンを抜かないと始まらないのでピンをグラインダーで切断します。
ハイ、切れました。 ピンと白いカラーを抜きます。
本来なら5ミリ位の穴のはずなんですがピンがねじれる事によってアルミに大きな穴が空いてます。
私のようにこの穴がピンの頭より大きくなるとアウトです。
用意したのはステンレスのピンとステンレスの蝶番用のカラー。
このステンレスのカラーの直径は10ミリなのでドリルで10ミリの穴を貫通させます。
10ミリの穴が空きました。
このステンレスカラーだと長さが長すぎるので、
アルミフレームより少し長くなるようにカットします。
長さは16~17ミリくらいでしょうか。それをフレームに差し込みます。
横から見たらこんな感じ。
ステンレスピンと白いカラーをセットしてM6用のフランジをかませて
ピンの先端にM6の薄型ナットを溶接しました。
白いカラーはプラスティックの様な素材なので
それが溶けないように溶接するのがちょっと難しい。
一応直りました。
でも改めて写真見るとアルミのフレームのへこみがあるので
フレームの補強もしてやらないといつの日かアルミごとボキッといきそう。
ちょっと離れて見ると直した部分もあまり目立たないのでしばらくこれで使っていきます。
ボルトとナットだけで直してる方もいるので簡単に直したい方はその方法でもいいと思います。
ホムセンで買えるパーツでもなんとかなるので、壊れた方はチャレンジしてみて下さい。
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